静岡で求人を行いながら農業の一般的なイメージの刷新のため労働環境の改善へ従事

静岡県で農業を志す方々の求人募集を行いながら、野菜生産の効率改善に尽力しています。食糧を生産していくことは弥生時代の米作りの文化から見ても日本国内で大変古い歴史があります。一方で、気候や運にも左右されやすい傾向があり、戦国時代に野菜や穀物が取れず飢饉に陥ってしまい、隣村を襲撃してまで食糧を確保しなければならないほど、必死だった時代もありました。産業革命を皮切りに人類の文明における生産性は飛躍的に向上し、科学技術の発展も相まって野菜もかなり安定して収穫できるようになっています。

一方で、農薬の使用や野菜の遺伝子操作に伴う健康へのリスクの懸念も広がり、オーガニック野菜への需要も高まりつつあります。いかに健康によく味もおいしい高品質な野菜を、少ない労力で安定した生産ができるかが、日本の若者が野菜生産に携わりたいと志す割合を増やすことにも貢献します。そのための取り組みとして、野菜の出来は苗の状態で半分は決まってしまうと言われていることもあり、種子の状態から苗を心を込めて育てています。また、畑の土が本来持っている力を存分に発揮できるような土壌づくりにも取り組み、農薬の使用回数を減らしても高い生産性が維持できるような農法も活用しています。